BB(ボトムブラケット)固着で外れない!…専用工具でクロスバイクのBB交換に成功した話

固着のため交換できなかったクロスバイク ミストラルのBB(ボトムブラケット)。
クランク交換と合わせて交換しようと試みたものの、右側が固着して、もう完全にあきらめてました。
その時の、てん末はこちらの記事(クロスバイクのクランクが脱落!BB交換とクランク交換を試みる)で。

それ以来、放置したままでしたが、年末年始のお休みにメンテナンスがてら再チャレンジしたところ…。
あっけなく、ホントにあっけなく!! BB固着解消しましたー!

BB固着に効いた自転車メンテナンスアイテム

それにしても、あきらめていたBB固着が解消した理由は?
…というと、そのあたり、自分でもはっきりしたコトは分からないんですが。

その手順を記録写真で振り返ってみます。
まさか外れるとは思っていなかったので、外れたあとに、改めて写真を撮りました。
用意したメンテナンス工具、グッズは、3つです。

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BB交換専用工具&ゴムハンマー

BB交換専用工具&ゴムハンマー

写真左が、BB交換専用工具。自転車のBB交換にしか使わない専用工具です。
写真右が、でっかいゴムがついたゴムハンマー。

固着したBBにBB交換専用工具をガシッとはめて、ゴムハンマーで、ちょっとずつ振動を加える要領でたたいてやるわけです。
でも、前回もこの2つの工具を使ってたんですけどね…。

潤滑油スプレー「ラスペネ」

潤滑油スプレー「ラスペネ」

そして、いろんなブログでも紹介されている「ラスペネ」です。
これは自転車専用のメンテナンス用品というわけではなく、さび止めや、ネジをゆるめるための潤滑油スプレー。
これをたっぷりと、染みこむように、固着したBB(のネジのすき間)に浸透させてみました。

自転車フレームを横に寝かせて、上から下に「ラスペネ」を流し込むように、たっぷりとスプレー。
スプレーしたあとは、30分から60分くらい待ったでしょうか。
でも、工具同様、前回も「ラスペネ」を使ったですけどね…。

は、はずれた!固着したBBがゆるんだ手順。ゆるんだワケは?

固着したBBをゆるめて、自転車本体から取り外すことができた手順を紹介していきましょう。

1.ラスペネをBBに浸透させる

先ほど説明したように、まずは、固着したBBとフレーム本体のすき間に、ラスペネが浸透するようにスプレーします。普通に自転車を立てた状態だと浸透しなさそうなので、僕の場合は自転車を横倒しにして、ラスペネをスプレーしました。

2.カートリッジBBレンチをBBに取り付ける

BB交換専用工具でBBを外す

BBには、こんなふうにBB交換専用工具をとりつけます。「カートリッジBBレンチ」とか「BBリムーバー」とか呼び名はいろいろあるようです。

持ち手が付いていないタイプもありますが(じつは、これを買う前にそいつ買いました…)、持ち手が付いてないタイプは力の入れ具合が難しく、固着までしているBBには不向きで、力を入れるとすぐに外れてしまうんですよー。

3.ゴムハンマーでコツコツと振動を与える

で次に。
BB交換専用工具の持ち手を、ゴムハンマーでコンコンコンと叩いてやります。
力一杯「ガツーン」って感じではないです。

どこかのBB固着先輩のブログに、「振動を与えてやることが大切」と書いてあったのを思い出しましたが。

ちからづくで回そうとするんでなくて、コツコツと振動を与えて、ネジをゆるめてあげることが肝心のようです。

4.ハンマーで叩くのは1方向ではなく、左右両方から叩く

さらに、振動は一方向からだけ与えるのではなく、右側からコツコツしたら、今度は左側から。
そしてまた右側から、さらにさらに左側から、という具合にして左右両側からゆるめるのがポイントでした。

固着したBBをゴムハンマーで外す

BBを外すときは、右ワン・左ワンとネジを回す(BBを外す)方向が左右で違うんですけど、それに囚われすぎて片方だけから力を加えるのがダメだったようです。
もちろん、ネジを回す方向は一方通行ですけど。

固くなってしまったネジをゆるめるには、左右両側から力を加えて振動を与えてあげるのが正解?っぽいような。
いや、どうかな。ホントかな。自信はないッス。

5.固着したBBが外れる!(運が良ければ)

固着したBBがやっと緩んだ

そんなポイントだかポイントじゃないのか分からない説明ですけど…。

左右にコツコツやってたら、なんかゆるんだ感じがして。
さらに左右にコツコツやってたら、外れた!!

固着していたBBが緩んだ

外れたよーー!
感動のBB固着解消の瞬間の一枚!!
(ホントは、外れたあとにカメラ用意して、撮り直してますが)

ミストラルについていたBBと、新しく交換したBBの比較

固着していた古いBB

あっけなく外れたBB。
無事に外れた外観はこんな感じ。ジオスのミストラルには、このBBがついているんですね。

それにしても固着していたことを考えると、サビついているとか、中がもうなんかこう、ぐしゃっとなってるとか想像してたけど、まったくキレイです。

固着していたBBがついていたフレーム内側

フレーム本体側の中をのぞいてみても、サビやかけたところとかも見当たらない。
なんで、こんなまっすぐでキレイな子が、固着してしまっていたのか…。もはや素人のボクには分かりません。

BB交換時にはグリスを塗っておこう

まぁ、とにかく。
フレーム本体のネジもきれいにメンテナンスして、グリスを塗って、新品のBBに交換です。
外れてしまえば、新品のBBに交換は簡単♪
グリスを塗ってあげるのを忘れないように。

ちなみに僕は、パークツールのグリスを使ってます。
チューブタイプのパークツールのグリスは、塗りやすく、容量も多いのでお得です。

新品のBB(左)と古いBB(右)

今回、交換したクロスバイクミストラルのBBを並べてみました。
左が新品。右がグリスと「ラスペネ」を拭き取ったオリジナル。
並べてみても、固着の原因が何か分からず。

固着したBBを外す(外れるかもしれない)ポイントまとめ

ということで、あっけなく終わったBB交換のポイントまとめときます。

  • 「ラスペネ」をBBの固着したネジ部分にしっかり浸透させる
  • 「ラスペネ」は偉大だ
  • BB交換専用工具を使う(できれば持ち手付き)
  • ハンマーでコツコツと左右から固着BBにゆさぶりをかける
  • 固着してもあきらめない!
  • 「ラスペネ」をBBにスプレーして、2、3日放置してみる

クロスバイクのクランクが脱落!クランク交換とBB交換を試みる

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