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久しぶりに実家へ帰って見たら、車庫のすみに転がっていたビーチクルーザーっぽい自転車。
パンクしているのか、タイヤに空気が入っていなくて、雨ざらし状態…。
フレームには「GIANT」とあるから、意外といい感じのビーチクルーザーなんじゃないかい?と整備してみることにしました。
オレンジが鮮やかなアメリカンな自転車が実家の車庫に転がっていた
自転車を車庫から引っ張り出してみると、タイヤは前も後ろもぺしゃんこ状態。
タイヤに亀裂が入っちゃってます。
フレームやチェーンも汚れがひどいけど、磨けばなんとかなりそう。
チェーンはオイルが完全に抜けた状態なので、復活可能かどうか…。
タイヤを外して中のチューブを見てみたら、26インチのチューブが入ってました。
パナレーサーのスーパーチューブって、なんだか強そうだ。
パンクしてるのかな?と調べてみたら、前のタイヤは問題なし。
後ろのタイヤは、バルブの根元がぱっくりといっちゃってました。これは、もうチューブ交換するしかないですね。
フロントブレーキは、TEKTRO(テクトロ)です。
この自転車、フロントブレーキだけ付いていて、後ろはペダルを逆回転することでブレーキがかかるという特殊仕様です。
乗ってから気づいたんですけどね。
これ、けっこう慣れないと危ないヤツです。
タイヤチューブを新調して、お掃除して、組み立ててみた
さっきも触れたタイヤチューブ。
タイヤもでかいサイズなので、特殊なチューブを使っているのかと思ったら、意外と普通のサイズのチューブを使ってました。
ラッキーなことに、近所のスポーツ自転車屋さんに26インチタイヤチューブの在庫があったので、ブレーキワイヤーと一緒に購入。
フロントブレーキだけなので、ワイヤーは1本でOK。
チューブの交換方法やタイヤの外し方は、普通の自転車やクロスバイクでの方法と同じです。
別で紹介している記事を参考にしてみてください。
メンテしながら、フロント&リアタイヤを取り付け
書き忘れていたけど、ギアはフロントもリアも1枚の、シングルギアです。
これだけ太いタイヤで、フレームも頑丈で重量感たっぷりだから、実際に漕ぐときのペダルが、お、重そう…。
ビーチをこれで走ったら、完全に鍛錬ですね。
自転車のパンク修理キットは、いざという時のために備えておきたい必須ツールです。
どこで買ってもだいたい数百円から1000円もあれば購入できます。最近だと自転車のパンク修理キットは100円ショップでも売ってますよね。
フレームやチェーンのふだんのお手入りに欠かせないのが、Dixna おそうじクロスです。
ウェットティッシュのようなシートになっていて、ちょっと厚手。フレームの泥汚れやタイヤのアスファルトを拾った汚れなんかも、ササッと拭いてキレイになっちゃいます。
チェーン用のDixna おそうじクロスも出ていて、チェーン汚れもササッとキレイに。
さてさて。
キレイにお掃除して、タイヤにも空気を入れ直した状態の、GIANTのビーチクルーザーです。
オレンジがかわいい!
汚れたタイヤとホイールを洗ってあげたら、しまった印象になりましたー。
乗れるようになったGIANTビーチクルーザーのクセのある乗り心地
いろいろパーツに近寄ってみてみると、お掃除したとはいえ、油汚れや頑固な汚れがとれずに残ってます。
まぁ、乗っているうちにだんだんと取れていくかな。
タイヤと一緒で、サドルも、かなりでっかい。ごっつい。
頼りがいがある。
サビサビのように見えたチェーンも、オイルをさして少し走ってみたら、サビが消えて(そう見えるだけだけど…)いい感じ。
これなら交換しなくても乗れそうです。
試走に出かけた15分後に、それは突然やってきた
分解できるところは極力、分解してメンテしてみた自転車。
近所をポタリングしながら、どこかおかしなところがないか、様子を見てみること。
やっぱりペダルは重いけど、太いタイヤでゴロゴロ進むのは、けっこう気持ちのいいものです。
ところが。
記念撮影をしながら15分ほど漕いでいたら、
ぷ、ぷしゅ〜
と突然、嫌な音が!?
確認するまもなく、一気に後輪タイヤの空気が抜けていきました。
完全にパンク。
直したばかりの自転車を転がして、30分も家まで歩いて帰ることに…。
家へ帰ってさっそくタイヤを外して交換したばかりのチューブを確認してみたら、修理前のチューブをチェックした時と同じように、バルブの根元がぱっくりと裂けてました。
う〜む。
リムの内側かバルブ穴あたりにそもそも問題があるようですね…。せっかく直したけど、約15分のいのち。
今度、実家に帰省したときに、原因を調べてまたチャレンジしてみるしかないですね。
いや、中古のヤツかったほうが安上がり、という話もあるけれど。