目次
クロスバイクのタイヤ交換&チューブ交換を初めてやってみた(準備編)からのつづき。
クロスバイク、ミストラルのタイヤ交換とチューブ交換の実装編です。
タイヤ交換またはチューブ交換ということは、まずは、いまのタイヤを外してあげないといけないですね。
その時に活躍するのが、便利な道具のタイヤレバー。
クロスバイクのタイヤ交換&チューブ交換に役立つタイヤレバー
いろんな種類がありますが、今回はパナレーサーの「TIRE LEVERS」(自転車タイヤ用)をネットで購入しました。
3本入り、プラ製です。
ほどよい硬さで、ネットショッピング各サイトのレビューでも比較的、評判がいいですね。
持ち手のところには溝があって、それを重ねるとパチンとはまって、3本まとめてしまっておけるのも細かいけど、いいところ。
3本バラバラだったのが、ほら、こんな感じにまとまっちゃうわけで。
レバーが入っている袋の裏面には、使い方の説明も!
これが結構お役立ち。なかなか細かいところまでは、分からないですもんね。
タイヤレバーの使い方と、タイヤ交換(タイヤをリムから外す)の手順
ということで、さっそくパナレーサーのタイヤレバーを使って、タイヤを外してみます。
1.タイヤレバーを1本、タイヤとリムの間にはめる
1本はめてみたけど、実は、1本目が一番てこずるかも。
はめてる途中は両手を使っていて写真もとれず…申し訳ありません。
リムにタイヤレバーを押し込んで、リムにはまっているタイヤの一番端を、手前にグイッと引っ張り出すような感じでやると、はまります。
慣れれば簡単そう。
ただ1点だけ注意が必要なのは、タイヤレバーを押し込むときに、中のタイヤチューブも一緒に挟み込んでしまわないようにすること。
最悪、傷がついてチューブに穴があいちゃいますので。
2.タイヤレバーの2本目を、タイヤとリムの間にはめる
タイヤレバーを1本はめただけではタイヤが外れにくいので、少し離れた左側に2本目をはめ込みます。
これまた両手がふさがっているので、写真ないですが…。要領は1本目のタイヤレバーをはめ込むのとおんなじです。
写真を見てもらうと分かるように、タイヤレバーをタイヤとリムの間に差し込んでいるのと反対側の端は、スポークに引っかかるようになっています。手を離してもこれで固定できている感じ。
3.2本のレバーの間、タイヤがリムから外れた部分を持って、タイヤ全体を外す
ここまできたら、あとはタイヤが外れた部分をとっかかりに、手でグイグイと手前か向こう側に押し込む感じで、クルクルとリムごと回してタイヤを外していきます。
コツをつかめば、クイッ、クイッ、と簡単に外れます。
力を入れる加減と向きがポイントなのかな、と思うけれども。プロはもっと素早くやるコツを知っているのかも。
4.タイヤを外したら、リムの内側が見えてくるので確認
まぁ、とにかく。タイヤが外れて、ふだん見れないリムの内側が見えてきました。
あ、青い!初めて知った。
タイヤを外すと、中からキレイなリムの内側がお目見えです。
とはいえ、これがまっさらなリムの内側というわけではなく、この青いのは「リムテープ」と呼ばれるものが貼り付けられてます。リムと直接、チューブが触れてこすれて摩耗したり、パンクしないようにする保護の役割もある、のかな。たぶんそう。
ちなみに、長く乗っていると、リムの内側に汚れがたまっていたりするので、キレイに拭きましょう。
リムテープが劣化していたりしたら、リムテープも交換するのがおすすめです。
5.タイヤがリムから完全に外れる
タイヤが全部外れました。こんな感じ。
外しついでに、いつもは手の届かないところも含めて、リム全体をキレイにクリーニングしました。
新しいチューブを取り付けよう
そしていよいよ、新しいチューブをはめていきます。
シュワルベの700×18-28c。
仏式ロングバルブです。バルブ長は60mm。
リムにはめる前に、買ったときには付いた状態になっているボルトを外します。
ボルトがはまったままじゃ、リムへ入れられないですからね。
チューブを傷つけないように、バルブをリムにはめます。これは、特に難しい手順ではないですね。
バルブがはまったら、先ほど外したボルトを半分くらいまで、くるくるはめていきます。
奥まではめてしまってもいいんだろうけど、キツキツにはめてしまうと、これからタイヤをチューブと一緒にはめていくときに、チューブを傷つけそう。
少し動くくらいのほうが、初心者の精神衛生上よいようです。
新しいタイヤに交換しよう
その後は、いよいよ新しいタイヤをはめていきます。
いろいろやり方はあるみたいですが、タイヤの片側をリムにはめ込んで、タイヤの中にチューブがおさまるように1周させます。
作業の手を止めて、横から見るとこんな感じです。
チューブ、そしてその上から新しいタイヤをはめこみました。
これまた、作業で両手がふさがっているので写真はないですけど、あわてずにゆっくりやれば、難しい作業じゃありません。
NGないのは、イライラして力任せにはめたり、雑にしないことですかね? 音楽でもかけながら、ゆったりやるのがいいですよ。
タイヤを取り付ける向きには注意が必要
タイヤをはめるときに注意が必要なのが、タイヤの向きです。
進行方向に向かって、溝の向きがこっちとかあっちとか、あるんですね。
タイヤによっては「矢印」マークがタイヤ横に書いてあるらしいですけど、今回のミシュランタイヤには、ないですね…。
こいつは、調べてみると
進行方向 「<」うしろ方向
のはず。たぶん。
すべて準備ができたら、タイヤに空気をゆっくり入れていきます。
1周ぜんぶに目を配って、チューブがはみ出ていたり、タイヤが外れてしまっていないか確認しながら空気を入れるといいみたい。
空気圧は、お好みで。
今回ご紹介したミストラルのタイヤ交換の前輪ですが、後輪も手順は同じ。後輪は、変速機とチェーンを外す必要がありますけど、クイックリリースレバーを外してゆっくりやれば特に難しいことはないですよ。
クロスバイクのタイヤ交換&チューブ交換を初めてやってみた(準備編)