1日目の8月6日土曜日は、夜叉神峠の登山口から登りはじめて、
南御室小屋で一泊の予定。
夜叉神峠からの道程は、けっこうハードなのね。
富士山。
そして、キノコ。
しばらくは、ほぼずーっと樹林帯。
時々、木々の間を抜けて向こうの景色が見えるところがあるものの、
ほぼ、景色に変化がない修行の道のりがつづきます。
これ、疲れるよね。丹沢の大倉尾根みたい。
やっと、空が開ける森林限界エリアへ登ると、
登山道の景色にも変化が出てきて、わくわくしてきます〜!!
名前、知らないけど、山の花。
そーいえば、登山は6月中旬の雲取山以来。
3月11日の地震が起きてから、なんだかバタバタした日々を過ごして
カラダがなまってた。
息を切らせて、登山道を一歩ずつ歩いていると、苦しい。
心臓がばくばくと破裂しそうに鼓動して、ふくらはぎには乳酸がたまって疲れていく感じ。
こんな山奥で、全身の筋細胞が悲鳴を上げていて。。。
オレ、だいじょうぶかな?
そんな、カラダとの対話を繰り返しながら、
少しずつ少しずつ高度を上げていく。
山の中には、ぜぇぜぇ言う自分の呼吸と、鳥の鳴き声だけ。
ぜぇぜぇ。
やっと、今日の目的地が見えてきた!
でも、体力が、やばい。
やばい。
やばい。
おっ!見えたーーー!!
早朝から夜叉神峠を出て、歩き続けて約6時間。
12時過ぎ、南御室小屋に到着。
同行した2人はテント場でテントを張ってテント泊。
寝袋だけ持参のボクは、小屋泊まりの予定。
小屋番さんへ聞くと、今日の小屋泊まりは満員だそうで。
「あの青い屋根の小屋で泊まってね♪」と。
素泊まりのボクは、高級離れに(笑)通された。
うほー。
まじですか?
6畳ほどの掘っ立て小屋が、今日の寝床。
しかし、雨風しのげるというのが、山奥ではどれだけありがたいことか。
先客もいないので、好きな場所が選び放題!!
6畳部屋のすみのほうに、さっそく寝袋を広げて寝室確保!
そして、お腹も減ったので、お湯をわかして、インスタントラーメンを食べる。
腹を満たしたら、
夕ご飯まで、眠るのだ。
金曜の夜からあんまり寝てない気がして、眠たい。
山奥でたどり着いた山小屋。。。の隣の掘っ立て小屋。
しばらくしたら、天候の変わりやすい夏山。
大粒の雨が降ってきた。