いつもはバカのように大倉尾根ピストンだけど、体力に余力もあるので表尾根経由で下ることに。
大倉尾根は安全安心な登山道だけど、いかんせんただただ下るだけのルート。
表尾根経由にすれば、適度なアップダウンもあって、短い山行ながら山らしさを満喫できる感じで。
[4月11日]
5:00 起床
ぐっすり9時間は寝ていたか・・・(笑)。
なぜか山の上だと、家よりも睡眠とれちゃうんです。
山荘から外へ出ると、天候はあいにくの曇り。日の出も見られず。
ただ、ガスはかかっていなくて、富士山も曇り空の中にくっきり見えてました。
さすがに4月とはいえ寒い。長く山頂へいるなら、ダウンジャケットにフリースを合わせてちょうどよいくらい。
6:00 朝食。
前日に渋沢駅で買ったパンが主食。ガスバーナーでベーコンと卵を焼いて、コーンスープでゆったり。
6:30 まだ下山ルートを決めていなかったけど、たっぷり寝て気分も良かったので、数回、塔ノ岳に登っておきながら、ゆる登山したいからと避けてきた表尾根~三の塔経由で大倉へ下ることにする。
いつもは、鍋割山荘の朝のコーヒーを目当てに鍋割山経由で下るんだけど、今日は尊仏山荘のホットコーヒー(1杯400円)で朝の〆。
7:30 塔ノ岳・尊仏山荘を出発
木ノ又小屋あたりに来るまでに、ところどころぬかるみが。
気になって昨日はつけなかったスパッツを装着。
8:10 新大日
8:20 書策小屋
初めて来たけど、名物小屋番のおじさんが亡くなってから朽ち果てていた小屋は、数ヶ月前にボランティアによって解体・撤去されたとのこと。
たぶん、↑ここが小屋跡?
新大日~烏尾山までの登山道は、ガレ場やらヤセ尾根、クサリ場もあってスリリング。
まだ朝なので登山客がおらず、ほぼ独り占め状態。
クサリ場とかで渋滞して順番待ちなんてしたら、面倒くさくなっちゃうだろうなぁ。
9:00 烏尾山荘前&休憩
紅茶を飲みながら富士山を眺める。表尾根をすれちがったのは、ここまで10名ほど。
9:30 三ノ塔到着&休憩
久しぶりの三ノ塔に。
相変わらず静かなピークです。富士山もばっちり見えて絶景かな。
夏になると、ここのベンチで、単独行の人々が寝転がってるが、風物詩(!?)
10:30 牛首
11:15 大倉・風の大橋
大倉バス停に到着後は、公衆便所前に設置された洗い場で、靴の泥を洗い流す&1日ぶりに顔を洗う。
顔が汗でしょっぱ~い!
ガシガシと顔を洗うこの感じ。
これが下山後の楽しみのひとつなのでした。
帰りは、11:40頃のバスに乗って渋沢駅へ。
渋沢駅からは鶴巻温泉駅まで乗って、日帰り温泉に入って疲れを癒やす。
今日は初表尾根を無事に下った自分へのごほうびに、ちょっと奮発して天せいろ♪
小学校の時、
「遠足は家へ変えるまでが遠足ですよ」
と校長先生に言われたけれど。
登山は、温泉入って旨いものを食べるまでが登山なのでーす。
いやもちろん、家まで無事にたどり着くのが大切なのは言うまでもないですよ。