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キャンプマットって、いろんな種類があります。
でも、メインとは違う脇役なアイテムなので、キャンプやアウトドア好きな人でない限り、どれを選んだらいいのか詳しくはわからないものですよね。
そこで、個人的な独断と偏見で、自転車やバイクのツーリングや低山トレッキング(登山)から、近所の公園や河川敷でのお昼寝まで使える、おすすめのキャンプマットについてご紹介します。
折りたたみ式のウレタンマットがおすすめ
さっそくなんですが。
個人的な結論から言うと、キャンプマットは、折りたたみ式のウレタンマットがおすすめです!
メーカーも決まっています。まぁ、好みと言ってしまえばそれまでなんですけどね。
おすすめの「THERMAREST(サーマレスト)」のキャンプマット
昔から、キャンプマットの定番と言えばここ!というアウトドアメーカーが「THERMAREST(サーマレスト)」です。
アウトドア用のマットと言えば、ここのマットか銀マットしか思い浮かばない!
(いや、ちょっと大げさな言い方で、まだほかにも思い浮かぶけど…)
まだ、ネット通販が盛んでない時代。
アウトドア雑誌の「BE-PAL」で、バックパッカーがザックの横にこいつをくくりつけて歩いている写真を初めて見た時は、ホント「かっこいいー」と感動して、どのお店で取り扱っているのか調べて、田舎では手に入らないとがっくりきたものです。
いまは便利な時代。
Amazonでも楽天市場でも、アウトドアショップでも、どこでも簡単に入手できます。
安くて、頑丈。コスパが良い!
キャンプマット「THERMAREST(サーマレスト)」をおすすめする理由。
それはもう、下記の3点に尽きます。
- 安い!消耗品と考えて使える
- 頑丈!穴が開いても汚れてもメンテ不要
- コスパが良い!ハードな使用もOK&数十年と長く使える
価格に対する考え方は人それぞれで。
1回キリしか使わないという人の場合は、わざわざキャンプマットを買うよりは、家の毛布とかブランケットを外へ持ち出したほうがコスパはいいです。
なので「キャンプマットは買わないほうがいい」と、おすすめします。
そうじゃない人。
つまり、何回もアウトドアで使いたい人には、ウレタンマットはコスパ的に良くておすすめです。
この「THERMAREST(サーマレスト)」は、一見、かさばるように見えるけど。それを補ってあまりある頑丈さが魅力です。
地面に小石があって凸凹になっている場所でも、雨上がりの山の中の泥でぬかるんでいる場所でも、なんの気兼ねなく敷くことができます。
エアーマットだと、穴が開かないかとか、汚れがひどくつかないかとか、気になっちゃいますから。
その点、ウレタンマットなら、乱暴に扱って凹んでも、穴が開いても機能性が変わることはほぼ無しなんですよ。
特に登山・トレッキングの時って、こういうアイテムの頑丈さ、メンテナンス不要で使えることがなにげに重要ですよね。
山小屋やテント泊、休憩時にマットを使おうとして、「プシュ〜〜」とエアーマットに穴が開いたりしたら、もう最悪!
リペアできればいいけど、無理ならそのまま無用の長物なアイテムを、その後もずっと持ち運ぶハメになります…。
用途に応じて好きな長さにカットして使える!
「THERMAREST(サーマレスト)」は、写真を見てのとおり、折りたたんで持ち運べるような形状になっています。
長さ別にラインナップがいろいろあって、自分の体型に合わせて購入すると良いのですが。
実は、このウレタンマット。
普通に折りたたみ部分(山の頂点というか、谷の谷底というか)をカッターやハサミで、簡単に切ることができます。
長さ190cmとかを買って、自分の好きな長さにカットして使うことができるんです。
僕の場合は、日帰りのクロスバイクのツーリングや、低山トレッキング用に、座るのにちょうどいい長さに短くカットして1個。
山小屋泊で布団がない場合の寝袋の下に敷くように、頭から太ももくらいまでをカバーする長さにカットして1個。
みたいな感じで、用途別に元のウレタンマットの長さをカットして使ってます。こういう技を手軽にできるのも「THERMAREST(サーマレスト)」をおすすめする理由です。
高価だったり、エアーマットだったりすると、こんなことはできないし。用途別にいろんなマットを買ってしまうと費用もバカになりませんしね。
ツーリングや登山で持ち運ぶときのおすすめ小技
カットしたり、そのままの長さだったりの「THERMAREST(サーマレスト)」を持ち運ぶとき。
小技、というほどのものじゃないけど、おすすめなのが「髪留めゴム」です。
髪留めでなくても、ちょっと太めのゴムならなんでもOKです。
僕は最初は、アウトドア用のバックル付きのバンドを使ってたんですが、結局、手軽にウレタンマットを束ねることができて、メンテ不要、ザックに引っかかりなく収納できるので、断然、太いゴムがいい!という結論にたどり着きました。
ココなら間違いなし!おすすめアウトドアメーカー
これだけ「THERMAREST(サーマレスト)」をおすすめしておいて、それ以外のメーカーのマットレスをおすすめするのもなんですけど。
初心者の人やほかのメーカーはないの?という方向けの情報として、紹介しておきますね。
THERMAREST(サーマレスト)
THERMAREST(サーマレスト)は、日本ではモチヅキが取り扱っているブランドです。キャンプ好き・アウトドア好きなら憧れのテントのMSRもモチヅキの取り扱いといえば、分かる人もいるかも。
THERMAREST(サーマレスト)のラインナップには、ウレタンマットだけでなく、もちろんエアーマットもあります。
イスカ(ISUKA)
イスカ(ISUKA)といえば寝袋(シュラフ)、という人もいるかも。知る人ぞ知る(いま有名になってるかな)老舗メーカーです。
エアー注入式の、エアーマット(全身用・半身用)、ピローマット(枕)、ざぶとんシートのラインナップがあります。昔はかなり高価だったエアーマットが、比較的お得なお値段で買えてありがたい存在です。
モンベル(mont-bell)
モンベル(mont-bell)と言えば、知らない人はいないアウトドアメーカー。スリーピングマットをいろいろ出してます。
THERMAREST(サーマレスト)のようなウレタンマットや、エアーマットを出してます。サイズもいろいろで、さすがアウトドアメーカーという品質と安心感。
キャンプマットを選ぶ時のポイント
おすすめはウレタンマット!しかもTHERMAREST(サーマレスト)!
と言っておいて、なんですが。
キャンプマットは、用途に合わせて、自分に合った物を選ぶのが、もちろん一番です。
どのキャンプマットが自分に合っているのか、選ぶ時のポイントを整理してみましょう。
寝心地・座り心地
寝袋の下に敷いて使ったり、休憩時にざぶとんのように使ったり。人によって用途はさまざまだと思いますが。
結局のところ、デザインや値段よりもなによりも、寝心地・座り心地が自分に合っているかどうかが重要です。
ウレタンとエアーって、それなりにクッション性が違います。
こればっかりは、実際に使って見たり、店頭で試したりして確認するしかないですけどね。
使うとき(広げたとき)の厚さ
寝心地・座り心地の確認と同じことではありますが、カタログ値に記載された、使うときの厚さは、ひとつの参考になるでしょう。
基本的には、厚ければ厚いほど、地面などとの間に空間が生まれるわけなので、クッション性がよくなって、地面の温度の影響を受けることなく、冬は断熱性にも優れることになります。
コンパクトに収納できるか・軽量かどうか
キャンプマットを選ぶ時に、気になるのがサイズや重量。
いくらクッション性がよくて快適でも、重かったりサイズがかさばったりすると、厳しー!という用途の場合があります。
下記の3つの用途から、自分にあった物を選ぶといいでしょう。
- 登山・トレッキング用途の場合は、とにかくコンパクトで軽量がいい
- 車に積み込んでいく場合は、重量があってもかさばっても快適性を優先すればいい
- クロスバイクのツーリングや近場のお出かけは、小さくカットまたは座布団式がいい
出かける目的別に、シビアな状況で使うほど、コンパクトで軽量なものを選んで快適性を犠牲にする、というのは致し方ないことかも。
そこはもう、自分の哲学、キャンプマットへの想いとかで判断するしかないですよね。